I◯EAは使えるか [お買い物]
いろいろなコトを考えて、タイトルの一部を伏せています。
いきなり結論ですが、答えは「使えるかどうか、判断は慎重に。」です。
(もっとはっきりしたことを言いたい、のですが…あたりまえのようなことで申し訳ありません)
家具としてはお手頃な値段設定で、遊園地のような売り場に行くと気分が高まるし、つい、手が伸びてしまう…
その気持ちは、とても良くわかります。
僕自身も、関東圏にI◯EAがオープンした頃、「やった!」と思いながら、お店まで複数回、足を運びました。(南船橋・港北・立川店にはオープン後、すぐ行きました。新三郷店には、まだ行けていませんが、近いうちに行きたい、と考えています)
また多く言われるように、雪の多い国でいかに冬を快適に過ごすかを考えて作られた素晴らしいデザインには、生活をぱっと明るくする力があります。
しかしながら、経験上、すくなくとも日本の都会での一人暮らしであまり広くない部屋に住んでいる、という方(かつての僕のような人)であれば、購入する際には慎重になったほうが良い、とあえて宣言させていただきます。
★ ★ ★
言わずもがな、ですが、I◯EAは北欧のスウェーデン生まれのプロダクト。
そして、スウェーデンは、広大な国です。厳密な調査ベースではないのが申し訳ないのですが、スウェーデンの一番の大都市であるストックホルムを例にとっても、人口密度は4,164程度(東京は6,106、大阪府は約4,646)。国全体で見れば、いかにスペースが余っているかが、推測できます。
日本では(すくなくとも都会では)、生活のスペースに余裕はありません。むしろ、限られたスペースをいかに有効利用するか、がこの国の課題であるといっても過言ではありません。
スペースに余裕のある国で育まれた家具を、狭い日本の家屋にそのまま導入した場合、うまくフィットしないことがあります。もちろん、中には省スペースで、買うことによってお家のスペースを有効に使えるようになるモノもあります。
実際、僕も先日、I◯EAのワゴンを購入し、使っています(またその使い心地にも満足しています)。
ただ、大きなモノ、例えば、棚やデスク、などは、日本の空間事情を考慮していないものが多いですから、慎重になっていただきたい、と強く思うのです。
サイズもさることながら、そもそもが壁にビスを打ちつけるものだったりと、日本の賃貸事情にマッチしない設計になっているものも、たくさんあります。
スウェーデンの方なら、「なんで壁にビスうっちゃいけないのよー」って言うのかもしれませんし、僕も賃貸物件で壁にビス、というのは許されるべき、だとは思いますが…
言いたいことは「絶対にI◯EAを購入するな」という過激なメッセージではありません。
当然ですが、日本にそのまま、フィットするものもたくさんあります。(そうでなければ、いまごろ日本から撤退しているはずですし、そもそもI◯EA自身が日本進出を考えないですよね。)
あくまで慎重に、購入をお考えください、ということです。
慎重に考える、とは、どういうことか。簡単なことです。
あなたが「新しく家具を買って、使いたい場所」のサイズをしっかりと測って、店頭でもサイズをきちんと測って、合うものを買う、ということです。
I◯EAはお店そのものが巨大なスペースを用意しているため、サイズ感が混乱してしまいがちです。
最悪の場合、店頭では手頃なサイズだと思ったのに、家に持って帰って置いてみたら「思ったよりも大きい」…使いたいスペースにはまらない、ということが起こります。
もしそうなった場合、多くの人は無理して買ったものを使い続けるのでは無いでしょうか。
買ってすぐのものほど、捨てにくいものはありませんからね。それって、悲しいですよね。
お店に遊びに行くのは楽しいですから、止めません。入場料もかかりませんし。映画「(500)日のサマー」にもあったようにデートで行くのもきっと楽しいと思います(ああいうデート、したかったなぁ…あああ、いつかきっと!)
ですが、店頭の雰囲気(商品を売るために、頭のいい人によって考えつくされたもの、だと個人的には思っています)に流されて、余計な買い物をしないでほしいのです。
これはあなたの理想のシンプルな暮らしにつながる、大切なステップだと、僕は強く主張したいのです。
今日の一言)
お買い物を楽しむことと、必要な物を手に入れることは、分けて考えましょう。
いきなり結論ですが、答えは「使えるかどうか、判断は慎重に。」です。
(もっとはっきりしたことを言いたい、のですが…あたりまえのようなことで申し訳ありません)
家具としてはお手頃な値段設定で、遊園地のような売り場に行くと気分が高まるし、つい、手が伸びてしまう…
その気持ちは、とても良くわかります。
僕自身も、関東圏にI◯EAがオープンした頃、「やった!」と思いながら、お店まで複数回、足を運びました。(南船橋・港北・立川店にはオープン後、すぐ行きました。新三郷店には、まだ行けていませんが、近いうちに行きたい、と考えています)
また多く言われるように、雪の多い国でいかに冬を快適に過ごすかを考えて作られた素晴らしいデザインには、生活をぱっと明るくする力があります。
しかしながら、経験上、すくなくとも日本の都会での一人暮らしであまり広くない部屋に住んでいる、という方(かつての僕のような人)であれば、購入する際には慎重になったほうが良い、とあえて宣言させていただきます。
★ ★ ★
言わずもがな、ですが、I◯EAは北欧のスウェーデン生まれのプロダクト。
そして、スウェーデンは、広大な国です。厳密な調査ベースではないのが申し訳ないのですが、スウェーデンの一番の大都市であるストックホルムを例にとっても、人口密度は4,164程度(東京は6,106、大阪府は約4,646)。国全体で見れば、いかにスペースが余っているかが、推測できます。
日本では(すくなくとも都会では)、生活のスペースに余裕はありません。むしろ、限られたスペースをいかに有効利用するか、がこの国の課題であるといっても過言ではありません。
スペースに余裕のある国で育まれた家具を、狭い日本の家屋にそのまま導入した場合、うまくフィットしないことがあります。もちろん、中には省スペースで、買うことによってお家のスペースを有効に使えるようになるモノもあります。
実際、僕も先日、I◯EAのワゴンを購入し、使っています(またその使い心地にも満足しています)。
ただ、大きなモノ、例えば、棚やデスク、などは、日本の空間事情を考慮していないものが多いですから、慎重になっていただきたい、と強く思うのです。
サイズもさることながら、そもそもが壁にビスを打ちつけるものだったりと、日本の賃貸事情にマッチしない設計になっているものも、たくさんあります。
スウェーデンの方なら、「なんで壁にビスうっちゃいけないのよー」って言うのかもしれませんし、僕も賃貸物件で壁にビス、というのは許されるべき、だとは思いますが…
言いたいことは「絶対にI◯EAを購入するな」という過激なメッセージではありません。
当然ですが、日本にそのまま、フィットするものもたくさんあります。(そうでなければ、いまごろ日本から撤退しているはずですし、そもそもI◯EA自身が日本進出を考えないですよね。)
あくまで慎重に、購入をお考えください、ということです。
慎重に考える、とは、どういうことか。簡単なことです。
あなたが「新しく家具を買って、使いたい場所」のサイズをしっかりと測って、店頭でもサイズをきちんと測って、合うものを買う、ということです。
I◯EAはお店そのものが巨大なスペースを用意しているため、サイズ感が混乱してしまいがちです。
最悪の場合、店頭では手頃なサイズだと思ったのに、家に持って帰って置いてみたら「思ったよりも大きい」…使いたいスペースにはまらない、ということが起こります。
もしそうなった場合、多くの人は無理して買ったものを使い続けるのでは無いでしょうか。
買ってすぐのものほど、捨てにくいものはありませんからね。それって、悲しいですよね。
お店に遊びに行くのは楽しいですから、止めません。入場料もかかりませんし。映画「(500)日のサマー」にもあったようにデートで行くのもきっと楽しいと思います(ああいうデート、したかったなぁ…あああ、いつかきっと!)
ですが、店頭の雰囲気(商品を売るために、頭のいい人によって考えつくされたもの、だと個人的には思っています)に流されて、余計な買い物をしないでほしいのです。
これはあなたの理想のシンプルな暮らしにつながる、大切なステップだと、僕は強く主張したいのです。
今日の一言)
お買い物を楽しむことと、必要な物を手に入れることは、分けて考えましょう。
2015-06-30 22:57
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