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ただの大学生(4) [過去の日々]

不要品を処分しているあいだも、数日間ではありましたが、その部屋での生活がありました。

ベッドを捨てたり、冷蔵庫を寄付したり、と、だんだんと部屋から今まで使っていたものがなくなっていくのですが…
このとき気づいたことは、「それほどモノが無くても、不便ではないな」ということでした。
こわれかけ(ほぼ、こわれていた)のベッドが無くても、マットレスと布団があれば眠れるし、ベッドの下にしまっていたものは、段ボールなどの、要らないものばかりでした。

冷蔵庫が無いのは不便だけど、実際、料理はそんなにしないし、お弁当を買ったり、というのも(数日なら)耐えられる…。

それまでは、意識しないながらも、生活に必要だと思っていたモノが、実は必須ではないこと、あれば便利だけど、無くてもなんとかなるなぁ、ということに、だんだんと、気付いてきました。

なによりも、無駄なモノがない空間には、ホコリがたまらず、快適だ、ということがわかってきたのです。
大学生のころは、常に軟膏を塗るほどのひどい皮膚炎に悩まされていたのですが、東京に引っ越してからはそれがなくなりました。
花粉などのアレルギー源のせいもあったかもしれませんし、飲料水が違う、ということもあったのかもしれませんが、もしかすると、汚い部屋で過ごしていたことが原因だったかもしれない、と今となっては思ったりもします。

そして。いよいよ退去の前日。僕が最大の衝撃を受けた日がやってきました。



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