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東京スモールひとり生活(3) [過去の日々]

新しい部屋に、寮で使っていたものを持ち込んでも、フィットしないものはかなり、ありました。


無印良品のパルプボードで作られたボックスも、そのひとつです。
寮に住んでいた頃は、便利でとても重宝していました。また、格安の家具販売店など、いろいろなところで同じ用途の商品はたくさん売られていますが、無印良品ならではのデザイン(どことなくクールと思っていた)もお気に入りでした。
そのうえ、価格も手頃とあって、全部で、4個くらい持っていましたね…。

引っ越し直後は、パルプボードボックスをデスクに隣り合わせて配置し、iMacとつないだスピーカー(趣味のDTMに使うための、それなりに本格的なスピーカー)をそこに載せる、というレイアウトで使うことにしました。

しかし、新しい部屋には、サイズ的に不釣り合いでした。
デン、と存在感のあるiMacとスピーカーが載ったデスクの前に布団を敷いて寝ていると、なんとも不安定な気持ちになるのです。
地震で倒れてきそう、というのもひとつですが、アンバランスさ、がとても気になってしまいました。

結局、iMac・スピーカー、などを処分したのとほぼ同時期に、お気に入りだったパルプボードボックスも処分しました。


そして、今となっては、ということですが、どうやら、これをきっかけに、気付き始めたのです。

住んでいるこの部屋は狭く、素敵に暮らす(つまり自分が満足できるように暮らす)ために有効なのは、持っているモノを出来る限り小さくするか、そもそも持たない、ということが必要だ、ということに。

そうしてドンドンとミニマリズムの世界へ近づいていくこととなるのですが、この頃はまだそういう概念さえ、知りませんでした。


続きます。

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